コードギアスR2-FINAL TURN『Re;』感想 [コードギアス]
急に寒くなりましたね@常磐です
昨日の夕方の放送終了後から微妙に落ち着かない私がいます。
なんというか、無性に叫びたいような走り出したいような、とにかく、落ち着かない。
そういえば本屋に行ったら、ペルソナとかのアンソロを発行していた出版社が何故かギアスの
アンソロを出していたのでちょっと立ち読みしてみたら、P3アンソロでお馴染みの築山氏や
有井氏が普通にあのまんまのノリでギアスネタを描いていてちょっとビックリ。
てか築山氏のルルーシュがどうにもP3のキタローにしか見えないのを見て
そういえば私がギアスに興味を持ったきっかけがどこかのポスターに描かれていたルルーシュを
一瞬キタローかと見間違えたのが最初だったんだよなあと思い出しました。
それが確か1期23話終了後から24・25話プレミアまでのモラトリアムの頃の話で、
プレミアTV放送までにDVDとニコニコで違法うpされていたエピソード全話を見てハマり
R2が始まってからはほぼ毎回リアルタイム視聴の長文感想…と気付けば週の半分くらいは
ギアスに脳内が支配されていた気がするこの半年間。
他の事が手に付かなくなるから早く終われと思う反面、ラスト2話はまだ終わらないで欲しいと
相反する感情を抱えながら迎えた今回の最終話。
こんなにもハマるアニメは今後ないだろうなあと思いつつ今週のコードギアスの感想です。
超展開に超展開を重ねてきたギアスが最後は王道ド真ん中をぶち抜いた感じ。
■■■コードギアス・反逆のルルーシュR2-FINAL TURN『Re;』■■■
■1期1話を見返してみた
今週のメルマガで「最終話を見る前に1期1話をもう一度見返してみてください」というのが
あったので、一体何があるのやらとあらためて見てみたら、
ルルーシュ声高eeeeeee!
スザク顔幼neeeeeee!
てかCC死んでるしw
となんか別のことが気になって微妙に視聴に集中できなかった1期第1話。
改めて見直してみれば最初から人死にまくりの殺しまくりで血まみれ虐殺ドロッドロ。
7年ぶりに再会したばかりの親友が死に(生きてたけど)、登場したばかりのヒロイン(?)と
おぼしき少女もいきなり死に(不死身だったけど)、主人公も殺されるかという怒涛の展開。
そしてラストは主人公が手に入れた絶対遵守の力でいきなり「殺せ」ギアス。
笑顔で自殺していく彼らの返り血を浴びて、初めて自分の手に入れた力の大きさと
犯してしまった罪の大きさを知り、驚愕の叫びをあげるのかと思いきや――

ルルーシュ「…だから!」
ものっすごい悪人の顔で笑う主人公に驚愕。
この笑顔が前半の微妙な内容に視聴を投げようかと思った私を思いとどまらせました。
その後プレミアだの半年待ちだのと色々あったものの、結局最初から最後まで
「ルルーシュの物語」であったこの作品にここまでついてこれたのも
最初のこの笑顔があったからこそだったのかもしれません。
そんな感じで見返してみて思ったことは、結局この作品はルルスザCCの3人で始まり
3人で終わる物語だったんだなあ、となんとも納得したようなイマイチ強引なような。
そんな感じで準備は万端、改めて本編スタート。
■前回までのおさらい
スザクとのバトルに負けて皇帝の前に引きずり出されて記憶を奪われたルルーシュだが
CCにより記憶を取り戻してゼロとして復活したものの、イレギュラーにぶちのめされボロボロ。
でも何とか間に合った作戦で脱出&合衆国宣言、イレギュラーはロロでギアス持ちだったが
謀略と甘言とその他もろもろの兄弟愛(笑)でロロ落ちる。ついでに扇たちも助かり万々歳。
そこでスザクが学園に復帰、新総督が来るというので電話を受けたら、それはナナリーだった。
襲撃に見せかけてナナリー救出しようとするも、ナナリーに拒否られてショックを受け、
思わず薬や女や男(!)に走りかけるが、生徒会の友情に触れて復活、特区参加を宣言したが
ゼロの国外追放の口約束を逆手にとって百万人がゼロに化けて国外脱出、舞台は中華へ。
中華を平和裏に乗っ取ろう(笑)としたゼロだが、ブリタニアに先手を取られて単身突入。
花嫁を奪還しようとした星刻の目の前で花嫁に銃を突きつけて強奪、全面戦争勃発。
追いかけてきた星刻の新KMFにやられてカレンが捕縛され、ラウンズも加わって絶体絶命となるが
ゼロの新KMF蜃気楼と星刻の戦略により大宦官没落、晴れてシスコン=ロリコン同盟が成立された。
学園では会長の卒業企画でシャーリーとカップルに。しかしオレンジのギアスで記憶が戻り
シャーリー混乱。結局オレンジは忠誠を誓い、シャーリーは和解と全て上手く行ったかに見えたが
ロロがシャーリーを殺し、その勢いで嚮団殲滅。瀕死のVVに迫るルルーシュはシャルルと対面。
VVのコードを奪い不死になった皇帝に劣勢となるも、CCと力をあわせて一泡吹かせることに成功。
しかし戻ってきたCCの記憶はギアス付与以前まで逆行しており、驚愕するルルーシュだったが
それはそれとして超合集国成立、でもシャルルが帰ってきて混乱、スザクに助けを求めるが決裂
「裏切ったなー!」と涙目になりながら第二次BR開始、撃たない覚悟を持ってフレイヤを実戦投入
するも紅蓮聖天八極式に追い詰められたスザクが生きろギアスでフレイヤを発砲、政庁消滅。
戻ってきたイカルガではシュナイゼルがゼロの正体とギアスの秘密をばらし、それに怒った扇たちが
ゼロを殺そうと包囲されるがロロに助けられ生き延びるもロロは死亡。ついに全てを失う。
絶望したルルーシュは自分ごと遺跡に皇帝を閉じ込めご満悦。その頃こっそりマリアンヌが復活。
「Cの世界で一つになれる」と電波なことを主張する両親にキレてラグナレクもろとも存在を否定、
結果的に世界を救ったルルーシュはその一ヵ月後、皇位を簒奪、第99代ブリタニア皇帝に就任すると
早速貴族制廃止やナンバーズ解放で暴君振りを発揮、超合集国に参加すれば各国首脳を脅し
「世界の敵」まっしぐらな覇道を突き進むルルーシュとスザクの前に復活ナナリーが敵宣言。
それに驚きつつも決意は変わらず戦争開始。邪魔な騎士団をアシバーストで葬ったところで
ナナリーがフレイヤを投下、ますます混乱する戦場に乗り込んだルルーシュとスザク。
シュナイゼルをギアスで落とし、とうとう最後の難関、最愛の妹ナナリーと対峙したそのとき

ナナリー「お兄様…私にもギアス…使いますか」
ついにナナリー開眼、物語は兄妹の最終決着へ。
■アバン
ダモクレスの外では紅蓮とランスロットが最後の戦いを繰り広げ、他の部隊もシールドが
解除されつつあるダモクレスに突撃してきているなか、花が咲き蝶が舞い飛ぶ庭園で
静かに対決の時を迎えるルルーシュとナナリー。
8年ぶりに相対した兄を「人殺し」となじりながらも、自分もまた同じ顔をしていると告げるナナリー。
その言葉に彼女が奇麗事だけでフレイヤを投下したのではないとことに驚くと共に
逆に全てを理解しながら人を殺し続けてきたと告げた妹にゾッとするルルーシュ。
そしてたとえギアスを使われたとしてもこの鍵は渡さない!と叫ぶ彼女に
この期に及んでまだ「ナナリーの意志」を尊重しようとするルルーシュ。
その「ナナリーの意志」が自分の命を狙ったとわかったとしても、
さらに現時点で自分の目的を阻む「敵」だという意志を持っているとわかっていても、
やっぱりナナリーの意志を無視できない彼のシスコンぶりはある意味尊敬に値します。
視聴者としては終始それにイライラさせられっぱなしだったんだけどな!
1期2期49話通じて絶対に超えることのできなかった「ナナリー」の壁。
最後こそは超えてくれると信じます、だって主人公だもの。
■「正しいやり方」って何?
そしてついに兄妹が本音をぶつけ合うという、今まで待ち望んでいた展開に。
個人的にナナリーの「いつ私がそんなことを頼みましたか!」はおそらくいつかは
言われるだろうと思っていたセリフだったのでとりあえず満足。
とはいえ、もし彼女の言うとおりルルーシュが反逆せずに隠れて暮らし続けていた場合、
そのままアッシュフォードに利用されて兄妹もろとも殺されていた運命だったらしい。
かといってその方法が「世界に反逆する」というのはやはりやりすぎなわけで。
どっちの主張が正しかったのか、今となってはもう確かめるすべはない。
てか本当にこの2人の会話はもっと早くにやっておくべきでしたね。
こんな感じで事前に互いの意志を伝えていれば、こんな酷い状況での対決にまでは至らなかった
だろうと思いつつも、もし本当にやってたら話が終わってしまうからしゃーないかw
そしてその上空では、彼らの会話を受けたかのようなカレンとスザクの怒鳴りあい。
言葉だけを聞いていると何故かカレンがルルーシュの主張を後押しし、
ルルーシュ陣営であるはずのスザクがナナリーの主張を後押しするという捩れっぷり。
そしてナナリーに続きここでもようやくスザクが「組織にしか入れない人はどうなる!」と
ついに自身の主張である「中から変える」の理由を暴露。
つまり、スザクはもう内部から変えるしか手がなかったということか。
結局のところ、2人がさっさと手を組むなり分かり合うなり何かして、役割を交換していたら、
もっと早くかつ穏便にブリタニアの破壊と再生がなされていたような気がしてなりません。
あー…でもそうなったら彼らにシャルルの「ラグナレクの接続」は止められないか…。
「正しい方法」なんてものはないけど、彼らのとったやり方は世界にとって「必要な方法」
だったと、そんな感じですかね。
■その頃の学園
平和の象徴であったはずの学園もすでにフレイヤで半壊し廃校状態(アニメ誌情報)、
本国は首都がフレイヤで完全に壊滅し、上空からは戦争の余波で火山灰が降り注ぎ…と
もうどうしようもないくらい絶望的な状態でも何とか強がって笑うリヴァルとミレイ。
みんながいて仲良く笑って毎日を過ごすのが当然だと思っていた1年前の彼ら。
しかしすでに当時からブリタニアはナンバーズから搾取し続けており
それを壊そうとする勢力は学園のすぐ傍にまで忍び寄っていたわけで。
リヴァルの気持ちは痛いほどよく分かるのですが、ブリタニアがブリタニアである限り
こういう形での終焉は必ず起こる運命で、それがたまたま今だったというだけかと。
まあその主要人物がすべてクラスメイトだったってのは笑っちゃう話ですが。
■世界を背負う資格
そしてダイジェストで流される彼らの「戦う理由」。
シュナイゼルの思惑には乗りたくから戦うのだと出撃しようとする藤堂に
そんなのもうどうでもいい、藤堂さえいればいい、と止める千葉。
守りたいもののためにと単身ダモクレスに突入するシンクーに、
矜持とかどうでもいいから居場所がほしいだけだったと言うヴィレッタと扇。
皆が皆、違う思惑を持ち、何が正しくて何が間違っているのかもわからないまま、
ただ、「今」を抗うために戦うだけの彼ら。
最終的な未来などは後回しに、ただ「今」を生きるためだけの戦争。
そういう意味では確かに彼らに「世界を統べる」だけの資格はなさそうですね。
てかこの一連のシーンを見るだけでも「世界を統べる」という責任を負うことが
いかに難しいかということがよくわかります。
おそらくこの物語の中で「世界を統べる」明確なビジョンを持っていたのは3人だけ。
シャルルのようにすべての人間が一つになって嘘も真実も生も死もない世界にするか
シュナイゼルのようにすべての人間を記号化させてシステムの支配下に置くか
そしてもう一人――
■ナナリーの真意
ギアスは人の真意を捻じ曲げる卑劣な代物だと言うナナリーに、
ダモクレスは卑劣なシステムではないかと彼女の罪を突きつけるルルーシュ。
しかし痛いところをつかれたはずの彼女の答えは
と、まさに自分がやろうとしていたことと全く同じことを告げるナナリーの言葉に驚きながらも
その気持ちを押し殺し、ついに最後の「仮面」を被るルルーシュ。
「兄」から一瞬にして「悪逆皇帝」の仮面を被ったルルーシュのギアスを
かつて虐殺の命令を受けたユフィのように最後まで抗おうとするナナリー。
しかし、やはり絶対遵守の力には耐え切れず

ナナリー「どうぞ、お兄様v」
幸せな兄妹だった頃の顔と口調でルルーシュに鍵を渡すナナリーが切ない。
それにしてもナナリーはフレイヤの威力の程はともかく、シュナイゼルのダモクレス計画の
意図を正確に読み取り、さらにそれを利用しようとしていたとは…さすがに驚きです。
しかしその場合、恐怖の対象であるシュナイゼルあるいはナナリーを討つ相手が
存在しないと成り立たない気がするのですが…そこまではさすがに考えてなかったのかな。
それともまさか本気でルルーシュにフレイヤを撃ち込んだのもすべては兄に「悪」とみなされて
自分を倒してもらうためだったと考えれば…
うーん、つくづくこの兄にしてこの妹あり、と言ったところか。
■離別
そんなナナリーの前に跪き、「兄」の顔で本音を吐露するルルーシュ。
「ギアスにかかっている間はその前後の記憶が曖昧になる」という状況を作らないと
最愛の妹に本音を語ることもできないルルーシュが哀しい。
そして彼女が正気に戻ったときにはすでに彼は「悪逆皇帝」の仮面を被っていて、その手にある
鍵に、「自分がギアスをかけられたという事実」に気付き一気に頭に血が上るナナリー。
こんなところも兄妹そろってそっくりな描写に思わず笑ってしまう。
去っていく兄を「待ちなさい!」と追いかけるも、動けない足で彼に追いつくことは当然できず、
案の定階段から転げ落ちるナナリー。
その音に一瞬だけ振り向いた「兄」の顔は、どこまでも冷たい「悪逆皇帝」の姿で

ナナリー「お兄様は悪魔です!
卑劣で…卑怯で…なんて…なんて酷い…!」
と、まさに彼の望んだ通りの言葉を吐くナナリー。
それを確認して今度こそ完全に背を向け、最後の仕上げへと向かうルルーシュ。
てかこのシーン見るたびになんかもう泣きそうになるんですが。
自分が望んだこととはいえ、最愛の妹にかつての扇や神楽耶にされたのと同じ視線を向けられ
否定され罵倒され、助け起こすこともできず立ち去るしかないこの状況。
状況が状況ならまさに悪のラスボスそのものなのですが、2年50話かけて散々見せ付け
られてきたルルーシュの内面を良く知る視聴者からするともう痛々しくて見てらんない。
そしてまんまと彼の誘導に乗せられて彼を否定したナナリー。
結局最後の最後で仮面を被りきれず、真意を漏らしてしまったがゆえの敗北か。
がんばったけど、やっぱりルルーシュのほうが役者が一枚も二枚も上でした、ってことかな。
ああ痛い痛い。
■カレンvsスザク最終戦
紅蓮の輻射波動のエネルギーも尽き、スザクのシールドもエナジー切れ。
圧倒的機動力を誇るエナジーウィングもすでに用を成さなくなった2体の最強同士の戦いは
つ い に 肉 弾 戦 へ
壁をよじ登るランドスピナーに、相手のと距離を一瞬でつめるスラッシュハーケン、
駆動系がきしみ、地面をけって飛び回り、そして肉薄した状態からのガチの殴り合い…
まるで1期前半最大の山場であったナリタ戦を見るような戦いっぷりとその動きの滑らかさに
思わず歓喜してしまったのは私だけではないはず。
そうそう、これがギアスのロボットバトルだよなあ!
やっぱり空飛んじゃだめなんだって!
しかしそんな視聴者歓喜の展開も長くは続かず。
ついに2人の距離がゼロとなり、紅蓮の右腕がランスのコックピットを貫くも
スザクもまた最後のスラッシュハーケンが紅蓮の武装を粉々にして機能を停止。

カレン「そんな…届かなかったの?」
やはりスザクには敵わなかったのかと絶望しかけるカレンに

スザク「いや…届いているよ…カレン…」
苦しげな声でそれに答えるスザク。
そのまま落ちようとする紅蓮を何とか動いたらしいトリスタンで回収したジノの目の前で
ランスロット・アルビオンは裏切りの騎士もろともに爆発。
え、スザクここで死亡?
■アーニャvsオレンジ決着
さて、ルルーシュvsナナリー、スザクvsカレンの対決ほどには盛り上がっていませんが、
こちらもいよいよクライマックスのアーニャvsジェレミアの最終対決。
モルドレットの大量のハドロン砲を、外殻のジークを犠牲にしてサザーランドで離脱、
そのままモルドレットに取り付いてサザーランドも自爆、
ついに彼も終わりか、と思ったら

ジェレミア「まだまだぁ!」
なんと生身で単身特攻するジェレミア。
いやお前いくら改造人間だからって上空で生身とかありえないから!
てかジークからサザーランドがでてきてさらに本体って…お前はどこのマトリョーシカだw
うっはー、格好よすぎてもうどうしたらいいんだろ、これ。
そして何かもう忘れ去られた設定と化しているジェレミアのギアスキャンセラーの能力で
同じく忘れ去られた設定と化しているアーニャの記憶改竄ギアスをキャンセル。
これで、とりあえず全てに決着?
■世界皇帝ルルーシュ誕生
ナナリーからダモクレスの鍵を奪い、ギアスで支配したシュナイゼルを連れ
フレイヤの光と共に、全世界に向けて勝利を宣言するルルーシュ。

ルル「全世界に告ぐ!
私は神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである
シュナイゼルはすでに我が軍門に下った
それによりダモクレスもフレイヤもすべて私のものとなった
黒の騎士団に私と抵抗する力は残っていない
それでも抗うと言うのなら、フレイヤの力を知ることになるだけだ
我が覇道を阻む存在はもうこの世に存在しない
今このときを持って、世界は我が手に落ちた!」
うわー、何つー悪い顔だw
かつての1期第1話の誰も見ていないところでの最初の笑顔を出発点に
ゼロ時代から(仮面の内部で)培ってきた悪人面をこれでもかと衆目に晒し
まさに「悪の帝国の支配者」という口調と内容で世界を恐怖に陥れるルルーシュ。
そして――

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる…
世界は…我に従え!!」
ゼロ様バリの指先まで計算されたポーズと共に世界征服宣言。
いやいや、いっそここまで突き抜けるむしろあっぱれという気がしますよ。
思えば最初に「私はゼロ!」なんて言った時など誰もがバカの狂言にしか見えないほどに
滑稽でマヌケで貧弱な存在だったのに、同じ顔でここまでの影響力を持つまでになるとは。
成長…したんだなあ…いろんな意味で(しみじみ)。
■悪逆世界皇帝ルルーシュ
そしてそれから2ヵ月後。
フレイヤとダモクレス、ブリタニアに合集国すべての武力を手に入れたルルーシュ。
って、相変わらず何でも一人でやる男だな!
まあそれも計画のうちだから当然なのですが、何故か妙に笑ってしまうのは
おそらく悪逆らしいことをしつつも真面目に仕事してたんじゃないかなーと思うからかw
しかしそんな彼を見る一般人の反応は、当然ながら呆れと嫌悪、恐怖感に満ちていて
まさに「世界の敵」に相応しい存在になることに成功しています。
そして最期の時が迫る。
■その頃の天才科学者たち
ところで、紆余曲折を繰り返して結局合流することとなった天才科学者たち。
ロイドにセシル、ニーナにラクシャータと、ギアス世界屈指の技術者の集合に
ちょっとwktkしつつも、やっぱり現在は囚われの身。
真相を知っている彼らと知らないはずのラクシャータの会話なのに
何故かかみ合っている4人の会話が何故か嬉しい。
結局、最初から最後までぶれなかった彼ら技術者たちの存在があったからこそ
主人公サイドが思いっきり戦えたってのはあるかもしれませんね。
それにしても彼らの決別の原因って一体なんだったんだろう
まさか冷蔵庫のプリンをロイドが勝手に食べたせいで喧嘩とか…?
全くありえないといえないところが恐ろしい。
■ゼロ復活
そして行われる騎士団幹部、および合集国幹部の公開処刑。
拘束服を着せられ街中を引き回される騎士団や合集国幹部と共に衆目に晒されるのは
同じく先の戦いでルルーシュに逆らった筆頭人物であるシュナイゼル殿下とナナリー。
しかしどうでもいいことですが

なんて格好ですかシュナイゼル殿下
かつてはラスボスと言われた男がよりにもよって最終話でこんな姿を晒すとは…
ある意味クロヴィスやユフィよりも気の毒な存在だったかもしれないなぁ。
何かもう、いろんな意味で泣けてくるよヽ(`Д´)ノウワァァン!!
そして
足の動かない彼女に意味のない足枷をつけ、かつて着せたこともない赤いドレスを
無造作に着せ、ぼさぼさになった髪を散らすしかない彼女の姿は哀れそのもの。
そんな、まさに「権力の絶頂」を体現するルルーシュ皇帝の姿をただ見ているだけしか
できないリヴァルとミレイ、そしてコーネリアたち。
しかし、突如観衆からざわめきが起こり、視線を向けたその先には――

ゼロ様キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
もちろん中身は予想通りのあのお方。
さあ、いよいよゼロレクイエムのスタートです。
■その頃のCC
同時刻、彼らとは全く離れた場所でひとり祈りを捧げるCC。
彼女の心に浮かぶのは、ルルーシュへの思いか、果たされない契約への悲しみか。
いずれにせよ、もう彼女が彼らと出会うことはないという予感がします。
■ゼロレクイエム
そんな「ゼロ」の存在を目の当たりにし、ようやくルルーシュの真の目的に気付くカレン。
しかしもちろん彼女のそんな驚愕など関係なく、「ルルーシュの敵」を排除しようとする
ブリタニア兵の弾丸を

まるで●キブリのようにかわす「ゼロ」
あはははははwwwwどう見てもあの「ゼロ」じゃねえwww
そしてそのままサザーランドを生身で飛び越え、何もかもわかったうえで道を譲る
ジェレミアを足場にさらに跳躍、一瞬だけナナリーに見えるように着地したあとは
一直線にルルーシュに向かって飛び上がるスザ…いや「ゼロ」。
とっさに抵抗するルルーシュの銃を「ルルーシュの剣」で弾き飛ばし、
そのまま彼の胸元に剣を向け――
■ゼロレクイエムの全貌
そして場面は急にスザクとルルーシュの回想シーンへ。
彼らの目的である「ゼロレクイエム」とは、多くの視聴者が予想したように
世界の憎しみを集めたルルーシュを、世界の希望を集めた「ゼロ」が暗殺するという
まさに自作自演もいいところのシナリオでした。
話し合い…うーん…まあ…そう…かな? そう…かもね?
とりあえず世界で好き勝手やった男が最後はたった一人のテロリストに
やられるなんて事が起これば確かにそうそう成り代わりたいと思う人間が
出るとは思えないし、少なくとも「ゼロ」がいる限りは平和が保たれる…ような気がする。
かつて第2次大戦で原爆を使って世界に厭戦感情を十分に煽った上で
連合軍が枢軸国を完全な悪者とすることで世界の目をそらし、核抑止力による「冷戦」で
緊張状態ではありながら一時的にも「戦争」をとめることができたように。
彼らもまたフレイヤという恐怖の兵器を持つルルーシュを「悪」として葬り去ることで
厭戦感情とともに世界の願いの統一を図る…という狙いなのでしょう。
恒久的とはおよそいえないけれど、まあ痛い教訓にはなるかもね、彼の存在は。
■ギアスとは「願い」
そしてようやく視聴者へ向けて語られる「悪逆皇帝ルルーシュ」の真の願い。
「兄」として「ゼロ」として、そして「皇帝」として、最後まで仮面を被り続けるしかなかった
ルルーシュが唯一素顔で語れる相手に語った言葉は確かに本音なのだろうけど。
誰よりも明日を望む彼らに明日がないのは本当に哀しい。
■ルルーシュ死亡
そして舞台は現在へ。
カレンに続き神楽耶にシンクーもルルーシュの思いに気付き、それを止めようとするも
当然拘束されたままの状況になすすべもなく、ただ叫ぶだけしかできない彼ら。
逆にその光景を遠目で見ていたコーネリアは、むしろ彼の真意を知った上で
それに乗るために現場へ急行。
第一話で宣言した、ルルーシュのすべての行動原理であったその言葉が
回想のワンシーンとリンクして――

胸のど真ん中を貫かれるルルーシュ
剣に血がついていないのは夕方5時に配慮した結果なのかもしれませんが
服が血まみれな時点ですでに意味がないよTBS!
と、それはともかく。
親友であり共犯者ともなった男を自らの手で刺し殺した事実に
仮面のなかで大粒の涙を流しながらルルーシュの名を呼ぶスザク。
かつてのスザクが望んだ「罰」という名の願いを与えるルルーシュ。
ああ、これである意味ルルーシュは最後の最後でスザクの心も救ったんだな。
その言葉を受け、彼から剣を引き抜くスザク…いや「ゼロ」。
抜かれる勢いに足をふらつかせながらも彼が最期に向かうのは最愛の妹・ナナリー。
スロープを無様に転げ落ちていく彼の血の跡がブリタニアの国旗の赤の横線と交わって
まるで彼自身が十字架にかけられているように見える演出には鳥肌がたちました。
いや、すごいよホント。
■ゼロレクイエム終了
そんな兄の突然の状況に、涙を流すこともできずただ驚愕するだけのナナリー。
死相をあらわにしながらもなお彼女の顔を見て笑顔を浮かべる兄の姿に
思わず彼女がその手を取ったその瞬間、
どういう原理かは不明ですがルルーシュとスザクの真意を幻視するナナリー。
その内容はもちろん自分がダモクレスでやろうとしたことをより完璧に再現したもので、
ダモクレスから今までずっと彼の「嘘」に騙されてきた事に気付き

ナナリー「お兄様…愛しています!」
ようやく彼女の口から直接告げられた「愛してる」のメッセージ。
その言葉にルルーシュはどこか安心したような顔をして薄くうなずいたような仕草を見せ
フラッシュバックするさまざまな思い出と共に消え去っていくルルーシュの意識。
そして完全に彼の目が閉じたとき、いままで抑えてきた感情が爆発し
絶叫してルルーシュの血まみれの胸にすがりつくナナリー。
しかしそれをあざ笑うかのように壇上の「ゼロ」の剣が振りかざされ、
それを合図にするようにコーネリアの一声でたちまち起きる暴動と
鳴り止まないゼロコール。
その状況にようやく遅れて気付いた藤堂が何かを言おうとするところを
「あれはゼロです!」と彼の真意を今度こそ正確に汲み取ったカレンがさえぎる。
そしてルルーシュの死をもって「英雄ゼロ」による圧政からの解放が宣言され、
ゼロレクイエム、見事完遂。
■ナナリーへの報い
そんな中、最期までルルーシュを信じることができなかったナナリーの後悔の慟哭が
響くも、鳴り響くゼロコールでかき消される…というのはかつてのユフィのオマージュか。

ナナリー「ずるいです…私は…お兄様だけで良かったのに…
お兄様がいない明日なんて…そんなの…」
フレイヤを使い、ルルーシュとは別の形で「悪」となろうとした彼女への報いは
「最愛の兄を目の前で失」い、「彼女が否定したゼロが英雄に」という彼女にとって
まさに最悪の形で返ってくることとなりました。
最後まで仮面を被り、全てに否定された世界のノイズとして目的を遂げたルルーシュと
これから死ぬまでの長い間ずっと仮面を被り続けなければならないスザク、
そして兄のいない世界を兄が望んだとおりの世界にするため生きなければならないナナリー。
一番不幸なのは誰かなんてもうよく分からないけど、今はもうどうでもいい。
どうでもいいんだけど……ああもうなんでこんなに視界が歪むかなぁ!
■後日談
そしてそのままHitomiの「Continued Story」の曲に乗せて彼らのその後をダイジェスト。
カレンの言葉で語られる「ゼロレクイエム後」の世界とは、
まあそんなものだよね、というか思ったよりマシな世界でよかったね、と。
カレンはまたアッシュフォード学園に復学したらしい。
コルクボードにルルーシュやスザクの映っている写真を貼り
寂しげながらも笑顔を浮かべられる位にはもう吹っ切ったというところか。
ゼロとシュナイゼルを伴って降りてくるナナリー皇帝(それとも大統領?)と
歴史的対面をかわすらしい日本国首相扇(これが一番納得いかない)、
それをTV画面で見つめる臨月間近のヴィレッタと
何かバーのマスターとかやっている玉城にスーツ姿の南、
そして――

オレンジ畑を育てるジェレミアとアーニャ
ちょwwwまてwwww何がどうしてそうなったwwww
そして太陽に吸い込まれるように消滅していくダモクレス。
これでとりあえず地上に存在するフレイヤは一応なくなったわけだけれども
技術が一度確立した限りはまたいつかはフレイヤを作って支配を図る国が現れるでしょうね。
まあそしたらまた「ゼロ」が立ちふさがることになるのでしょうけど。
■そして最後に
どこか日本ではなさそうな場所で、牧草を運ぶ荷馬車の上に寝転がるCC。
そういえば彼女のコード移譲問題は一体どうしたんだ、と思ったら

CC「王の力は人を孤独にする
ふっ…少しだけ違っていたか…なあ、ルルーシュ」
えっ、まさか…と思ったらやっぱりそこにはただの折鶴があるだけで。
結局彼女のコードの呪いはそのままにまた永い永い旅を続けるつもりらしいCC。
彼女がまた誰かにギアスを与えるのか、それは誰にもわからない。
■ありがとギアス
そして毎回ラストを飾っていた「また見てギアス」の最後は

CCでありがとギアスでした
うーん、ラストは全員集合で終わるかと期待してたんですがちょっと残念。
でもエンディングのテロップを見たところどうやらスザク役の桜井さんが原画に参加したらしく
おそらくこの絵は彼のものではないかと言われているので、ある意味記念としていいのかも。
そしてこの絵が終わったあともまだ続きがあるのではないかと食い入るように画面を
見つめ続けたのは私だけではないと思いたい。
そんな視聴者の気持ちを図ったかのように流れてきたのはもちろんギアスではなく
後番組、「ガンダムOO」の告知CMでした。
「再生を破壊する」の言葉に「今創造したばかりなのに」と思わずツッコミ。
なにこれ、スタッフの皮肉?
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さて、今週の…というかギアス感想はとりあえず今回で終了です。
気が向いたらイラストとかSEネタとかで書くかもしれないけど、とりあえず一旦終了ということで。
■ルルーシュの功罪
父親への反発から始まり、小さなエリア内での反逆から世界規模の反逆を起こし
そして最後は世界そのものに反逆したというなんとも反逆だらけの男でした。
まあ何だかんだいってブリタニアの一国支配で世界が安定されかけていたなかで
それをぶっ壊して世界を戦争と混乱の渦に巻き込み、肝心の母親は実はグルで
目的であった妹には否定され、初恋の人を殺し親友に売られ、仲間に裏切られ、と
まさに彼は世界のノイズにして邪魔者、全てに弾き飛ばされた存在だったと言えるでしょう。
しかしそれがなければシャルルの「ラグナレクの接続」による人類補完計画が完遂されるか
あるいはシュナイゼルによる「ダモクレスの剣」が人々を支配することになったわけで
誰も知らないけれど、確かに彼は世界を2度救ったんだから意味はちゃんとあったと言えます。
世界を混乱させた責任は最後の「ゼロレクイエム」で自らの命を持ってとったしね。
それにしても改めて思うのは、本当に彼は「愛は与えるもの」を貫いたのだなあ、と。
結局ルルーシュは最初から最期まで自分が愛した相手に見返りを一切求めなかった。
8年間世話をしたナナリーにも、一テロリストから育て上げたうえ裏切った黒の騎士団にも。
そして最後に彼を殺した「世界」そのものに対しても。
まあそれだけ書くと報われないと言う感じですが、逆に彼のそういう愛に気付いた人間は
やはり見返りを求めることなくルルーシュを助け、許し、愛してあげているわけで。
(例:シャーリー、ロロ、ユフィ、スザクにCC…ってなんかほとんど故人だな)
悪逆皇帝として名を残しながらも、それでも親しかったごく一部の人間だけにでも理解された
彼の人生はやっぱりそう悪くはなかったと思いたい。
最後まで自分の信念に生き、やり遂げたルルーシュという主人公を今まで応援してきたことを
心から良かったと感じたラストシーンでした。
うん、まあいい最終回だったんじゃない?
本当はもっと「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」という感じのどんでん返しが欲しかったけど
ここまで綺麗に終わられるともう何でもいいやって感じですかねえ。
あと、ぶっちゃけスタッフは今後ルルーシュの生死については一切語らないで欲しい。
いやもちろん私は完全に死んだと思っていますが、思わせぶりにコードを持つ手で
息子にサイコクラッシャーを食らわせたシャルルの最期とかを見るに、ルルーシュがコードを
もらって不死になった可能性も全くゼロじゃないと主張するファンの気持ちは良く分かるわけで。
まあ今後公式のキャラクターのルルーシュの項目で「ゼロレクイエムにてゼロに討たれる」とか
書かれたとしてもかつてナナリーや咲世子、ギルをはっきりと「死亡」と表記しながら生かした
嘘つきな公式なんて誰も信じないわけで…ってこれもまた計算のうちだったらスゴイなスタッフw
某P3のように設定資料集とかであっさり「いや死んでるんですけど」と明言されたあげく
続編で死ぬより悲惨な目に遭っていることがわかったうえ仲間に見捨てられるとか
そんな哀しい結末はもう見たくないですから!
「ルルーシュの明日」の希望くらいは残しといて欲しいものです。
■扇JAPANの幸せ
そして今回唯一納得できないのが扇含めた黒の騎士団たちの後日談。
特に「日本国首相・扇要」なんてもう一番見たくなかった未来を見せ付けてくれますな。
とはいえ、これがルルーシュが作りたかった未来でもあるわけで
結局彼らを殺さなかったのはそういう意図もあったんだろうなーと思うと…
ああでもやっぱりやりきれない!
ディートが生きてたら扇の裏切りを暴露してくれるのに!…ってだから彼は殺されたのか…?
■いい最終回でした
さっきも書きましたが、まあ全体として綺麗に終わってよかったです。
ゼロレクイエムが失敗して、でもなんか全部上手く行ってアッハッハみたいなトンデモ展開も
ありかと予想してましたが、結局視聴者の予想をど真ん中に突き抜けてハッピーエンド。
いや…主人公の死を持って完成させるトゥルーエンドですかね。
前半はぐだぐだ、後半はキツキツの超展開だらけ、結局コードの謎もCCのその後も
放り出した感がありますが「ルルーシュの物語」なんだからこれはこれでいいかと。
いままでで一番楽しめたので今度は同じ谷口監督のアニメ「ガン×ソード」でも見ようかな。
谷口監督、およびスタッフの皆さま、2年間楽しい時間をありがとうございました。
正直あまりにもはまりすぎたせいか、ちょっとまだ興奮状態と虚脱状態が抜けません。
こうして思いのたけを感想に書くことで少しスッキリさせている感じ。
しかしもうこんな長文感想を書くこともないんだろうなあ…
毎回放送終了後から2chで補完しつつ書き溜めて5時間、さらに手直しで3時間と
思えば日曜夜から月曜いっぱいの時間をほぼギアスに占領されていたここ数ヶ月。
これだけ心を占めたものがなくなった穴を一体何で埋めたらいいのか、
とりあえず「ペルソナ4」あたりをプレイしながら埋めていこうかと思っています(あるのかよ)。
それでは。
今週のメルマガで「最終話を見る前に1期1話をもう一度見返してみてください」というのが
あったので、一体何があるのやらとあらためて見てみたら、
ルルーシュ声高eeeeeee!
スザク顔幼neeeeeee!
てかCC死んでるしw
となんか別のことが気になって微妙に視聴に集中できなかった1期第1話。
改めて見直してみれば最初から人死にまくりの殺しまくりで血まみれ虐殺ドロッドロ。
7年ぶりに再会したばかりの親友が死に(生きてたけど)、登場したばかりのヒロイン(?)と
おぼしき少女もいきなり死に(不死身だったけど)、主人公も殺されるかという怒涛の展開。
そしてラストは主人公が手に入れた絶対遵守の力でいきなり「殺せ」ギアス。
笑顔で自殺していく彼らの返り血を浴びて、初めて自分の手に入れた力の大きさと
犯してしまった罪の大きさを知り、驚愕の叫びをあげるのかと思いきや――

ルルーシュ「…だから!」
ものっすごい悪人の顔で笑う主人公に驚愕。
この笑顔が前半の微妙な内容に視聴を投げようかと思った私を思いとどまらせました。
その後プレミアだの半年待ちだのと色々あったものの、結局最初から最後まで
「ルルーシュの物語」であったこの作品にここまでついてこれたのも
最初のこの笑顔があったからこそだったのかもしれません。
そんな感じで見返してみて思ったことは、結局この作品はルルスザCCの3人で始まり
3人で終わる物語だったんだなあ、となんとも納得したようなイマイチ強引なような。
そんな感じで準備は万端、改めて本編スタート。
■前回までのおさらい
スザクとのバトルに負けて皇帝の前に引きずり出されて記憶を奪われたルルーシュだが
CCにより記憶を取り戻してゼロとして復活したものの、イレギュラーにぶちのめされボロボロ。
でも何とか間に合った作戦で脱出&合衆国宣言、イレギュラーはロロでギアス持ちだったが
謀略と甘言とその他もろもろの兄弟愛(笑)でロロ落ちる。ついでに扇たちも助かり万々歳。
そこでスザクが学園に復帰、新総督が来るというので電話を受けたら、それはナナリーだった。
襲撃に見せかけてナナリー救出しようとするも、ナナリーに拒否られてショックを受け、
思わず薬や女や男(!)に走りかけるが、生徒会の友情に触れて復活、特区参加を宣言したが
ゼロの国外追放の口約束を逆手にとって百万人がゼロに化けて国外脱出、舞台は中華へ。
中華を平和裏に乗っ取ろう(笑)としたゼロだが、ブリタニアに先手を取られて単身突入。
花嫁を奪還しようとした星刻の目の前で花嫁に銃を突きつけて強奪、全面戦争勃発。
追いかけてきた星刻の新KMFにやられてカレンが捕縛され、ラウンズも加わって絶体絶命となるが
ゼロの新KMF蜃気楼と星刻の戦略により大宦官没落、晴れてシスコン=ロリコン同盟が成立された。
学園では会長の卒業企画でシャーリーとカップルに。しかしオレンジのギアスで記憶が戻り
シャーリー混乱。結局オレンジは忠誠を誓い、シャーリーは和解と全て上手く行ったかに見えたが
ロロがシャーリーを殺し、その勢いで嚮団殲滅。瀕死のVVに迫るルルーシュはシャルルと対面。
VVのコードを奪い不死になった皇帝に劣勢となるも、CCと力をあわせて一泡吹かせることに成功。
しかし戻ってきたCCの記憶はギアス付与以前まで逆行しており、驚愕するルルーシュだったが
それはそれとして超合集国成立、でもシャルルが帰ってきて混乱、スザクに助けを求めるが決裂
「裏切ったなー!」と涙目になりながら第二次BR開始、撃たない覚悟を持ってフレイヤを実戦投入
するも紅蓮聖天八極式に追い詰められたスザクが生きろギアスでフレイヤを発砲、政庁消滅。
戻ってきたイカルガではシュナイゼルがゼロの正体とギアスの秘密をばらし、それに怒った扇たちが
ゼロを殺そうと包囲されるがロロに助けられ生き延びるもロロは死亡。ついに全てを失う。
絶望したルルーシュは自分ごと遺跡に皇帝を閉じ込めご満悦。その頃こっそりマリアンヌが復活。
「Cの世界で一つになれる」と電波なことを主張する両親にキレてラグナレクもろとも存在を否定、
結果的に世界を救ったルルーシュはその一ヵ月後、皇位を簒奪、第99代ブリタニア皇帝に就任すると
早速貴族制廃止やナンバーズ解放で暴君振りを発揮、超合集国に参加すれば各国首脳を脅し
「世界の敵」まっしぐらな覇道を突き進むルルーシュとスザクの前に復活ナナリーが敵宣言。
それに驚きつつも決意は変わらず戦争開始。邪魔な騎士団をアシバーストで葬ったところで
ナナリーがフレイヤを投下、ますます混乱する戦場に乗り込んだルルーシュとスザク。
シュナイゼルをギアスで落とし、とうとう最後の難関、最愛の妹ナナリーと対峙したそのとき

ナナリー「お兄様…私にもギアス…使いますか」
ついにナナリー開眼、物語は兄妹の最終決着へ。
■アバン
ダモクレスの外では紅蓮とランスロットが最後の戦いを繰り広げ、他の部隊もシールドが
解除されつつあるダモクレスに突撃してきているなか、花が咲き蝶が舞い飛ぶ庭園で
静かに対決の時を迎えるルルーシュとナナリー。
ナナリー「8年ぶりにお兄様の顔を見ました
…それが人殺しの顔なんですね
おそらく私も同じ顔をしているんでしょうね」
…それが人殺しの顔なんですね
おそらく私も同じ顔をしているんでしょうね」
8年ぶりに相対した兄を「人殺し」となじりながらも、自分もまた同じ顔をしていると告げるナナリー。
その言葉に彼女が奇麗事だけでフレイヤを投下したのではないとことに驚くと共に
逆に全てを理解しながら人を殺し続けてきたと告げた妹にゾッとするルルーシュ。
そしてたとえギアスを使われたとしてもこの鍵は渡さない!と叫ぶ彼女に
ルルーシュ「ナナリーにギアスを使う…?
いやダメだ、ナナリーの意志まで捻じ曲げたら俺は…!」
いやダメだ、ナナリーの意志まで捻じ曲げたら俺は…!」
この期に及んでまだ「ナナリーの意志」を尊重しようとするルルーシュ。
その「ナナリーの意志」が自分の命を狙ったとわかったとしても、
さらに現時点で自分の目的を阻む「敵」だという意志を持っているとわかっていても、
やっぱりナナリーの意志を無視できない彼のシスコンぶりはある意味尊敬に値します。
視聴者としては終始それにイライラさせられっぱなしだったんだけどな!
1期2期49話通じて絶対に超えることのできなかった「ナナリー」の壁。
最後こそは超えてくれると信じます、だって主人公だもの。
■「正しいやり方」って何?
そしてついに兄妹が本音をぶつけ合うという、今まで待ち望んでいた展開に。
ナナ「人の心を踏みにじってきたお兄様に、
この世界を統べる資格はありません」
ルル「では、あのまま隠れ続ける生活を送ればよかったのか
暗殺に怯え続ける未来が望みだったのか」
ナナ「いつ私がそんなことを頼みましたか!
私は…お兄様と2人だけで暮らせればそれだけで良かったのに」
ルル「しかし、現実はそうはいかない、抗うことは必要だ!」
この世界を統べる資格はありません」
ルル「では、あのまま隠れ続ける生活を送ればよかったのか
暗殺に怯え続ける未来が望みだったのか」
ナナ「いつ私がそんなことを頼みましたか!
私は…お兄様と2人だけで暮らせればそれだけで良かったのに」
ルル「しかし、現実はそうはいかない、抗うことは必要だ!」
個人的にナナリーの「いつ私がそんなことを頼みましたか!」はおそらくいつかは
言われるだろうと思っていたセリフだったのでとりあえず満足。
とはいえ、もし彼女の言うとおりルルーシュが反逆せずに隠れて暮らし続けていた場合、
そのままアッシュフォードに利用されて兄妹もろとも殺されていた運命だったらしい。
かといってその方法が「世界に反逆する」というのはやはりやりすぎなわけで。
どっちの主張が正しかったのか、今となってはもう確かめるすべはない。
てか本当にこの2人の会話はもっと早くにやっておくべきでしたね。
こんな感じで事前に互いの意志を伝えていれば、こんな酷い状況での対決にまでは至らなかった
だろうと思いつつも、もし本当にやってたら話が終わってしまうからしゃーないかw
そしてその上空では、彼らの会話を受けたかのようなカレンとスザクの怒鳴りあい。
カレン「そのために! レジスタンスとして戦ってきたのよ!」
スザク「組織を使うという手だってあったはずだ!」
カレン「その組織に入れない人はどうすればいいのよ!」
スザク「組織にしか入れない人はどうなる!」
スザク「組織を使うという手だってあったはずだ!」
カレン「その組織に入れない人はどうすればいいのよ!」
スザク「組織にしか入れない人はどうなる!」
言葉だけを聞いていると何故かカレンがルルーシュの主張を後押しし、
ルルーシュ陣営であるはずのスザクがナナリーの主張を後押しするという捩れっぷり。
そしてナナリーに続きここでもようやくスザクが「組織にしか入れない人はどうなる!」と
ついに自身の主張である「中から変える」の理由を暴露。
つまり、スザクはもう内部から変えるしか手がなかったということか。
結局のところ、2人がさっさと手を組むなり分かり合うなり何かして、役割を交換していたら、
もっと早くかつ穏便にブリタニアの破壊と再生がなされていたような気がしてなりません。
あー…でもそうなったら彼らにシャルルの「ラグナレクの接続」は止められないか…。
「正しい方法」なんてものはないけど、彼らのとったやり方は世界にとって「必要な方法」
だったと、そんな感じですかね。
■その頃の学園
平和の象徴であったはずの学園もすでにフレイヤで半壊し廃校状態(アニメ誌情報)、
本国は首都がフレイヤで完全に壊滅し、上空からは戦争の余波で火山灰が降り注ぎ…と
もうどうしようもないくらい絶望的な状態でも何とか強がって笑うリヴァルとミレイ。
リヴァル「俺はね、毎日みんなで楽しくやっていければ
それだけで良かったんですけど…」
ミレイ「うん、わかるよ!」
それだけで良かったんですけど…」
ミレイ「うん、わかるよ!」
みんながいて仲良く笑って毎日を過ごすのが当然だと思っていた1年前の彼ら。
しかしすでに当時からブリタニアはナンバーズから搾取し続けており
それを壊そうとする勢力は学園のすぐ傍にまで忍び寄っていたわけで。
リヴァルの気持ちは痛いほどよく分かるのですが、ブリタニアがブリタニアである限り
こういう形での終焉は必ず起こる運命で、それがたまたま今だったというだけかと。
まあその主要人物がすべてクラスメイトだったってのは笑っちゃう話ですが。
■世界を背負う資格
そしてダイジェストで流される彼らの「戦う理由」。
シュナイゼルの思惑には乗りたくから戦うのだと出撃しようとする藤堂に
そんなのもうどうでもいい、藤堂さえいればいい、と止める千葉。
守りたいもののためにと単身ダモクレスに突入するシンクーに、
矜持とかどうでもいいから居場所がほしいだけだったと言うヴィレッタと扇。
皆が皆、違う思惑を持ち、何が正しくて何が間違っているのかもわからないまま、
ただ、「今」を抗うために戦うだけの彼ら。
最終的な未来などは後回しに、ただ「今」を生きるためだけの戦争。
そういう意味では確かに彼らに「世界を統べる」だけの資格はなさそうですね。
てかこの一連のシーンを見るだけでも「世界を統べる」という責任を負うことが
いかに難しいかということがよくわかります。
おそらくこの物語の中で「世界を統べる」明確なビジョンを持っていたのは3人だけ。
シャルルのようにすべての人間が一つになって嘘も真実も生も死もない世界にするか
シュナイゼルのようにすべての人間を記号化させてシステムの支配下に置くか
そしてもう一人――
■ナナリーの真意
ギアスは人の真意を捻じ曲げる卑劣な代物だと言うナナリーに、
ダモクレスは卑劣なシステムではないかと彼女の罪を突きつけるルルーシュ。
しかし痛いところをつかれたはずの彼女の答えは
ナナリー「ダモクレスは…憎しみの象徴となります
憎しみは…ここに集めるんです
皆が明日を迎えるためにも…」
憎しみは…ここに集めるんです
皆が明日を迎えるためにも…」
と、まさに自分がやろうとしていたことと全く同じことを告げるナナリーの言葉に驚きながらも
その気持ちを押し殺し、ついに最後の「仮面」を被るルルーシュ。
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる
ダモクレスの鍵を渡せ!」
ダモクレスの鍵を渡せ!」
「兄」から一瞬にして「悪逆皇帝」の仮面を被ったルルーシュのギアスを
かつて虐殺の命令を受けたユフィのように最後まで抗おうとするナナリー。
しかし、やはり絶対遵守の力には耐え切れず

ナナリー「どうぞ、お兄様v」
幸せな兄妹だった頃の顔と口調でルルーシュに鍵を渡すナナリーが切ない。
それにしてもナナリーはフレイヤの威力の程はともかく、シュナイゼルのダモクレス計画の
意図を正確に読み取り、さらにそれを利用しようとしていたとは…さすがに驚きです。
しかしその場合、恐怖の対象であるシュナイゼルあるいはナナリーを討つ相手が
存在しないと成り立たない気がするのですが…そこまではさすがに考えてなかったのかな。
それともまさか本気でルルーシュにフレイヤを撃ち込んだのもすべては兄に「悪」とみなされて
自分を倒してもらうためだったと考えれば…
うーん、つくづくこの兄にしてこの妹あり、と言ったところか。
■離別
そんなナナリーの前に跪き、「兄」の顔で本音を吐露するルルーシュ。
ルルーシュ「ナナリー、お前はもう立派に自分の考えで生きている
だからこそ、俺も自分の道を進むことができる
ありがとう、愛してる、ナナリー」
だからこそ、俺も自分の道を進むことができる
ありがとう、愛してる、ナナリー」
「ギアスにかかっている間はその前後の記憶が曖昧になる」という状況を作らないと
最愛の妹に本音を語ることもできないルルーシュが哀しい。
そして彼女が正気に戻ったときにはすでに彼は「悪逆皇帝」の仮面を被っていて、その手にある
鍵に、「自分がギアスをかけられたという事実」に気付き一気に頭に血が上るナナリー。
こんなところも兄妹そろってそっくりな描写に思わず笑ってしまう。
去っていく兄を「待ちなさい!」と追いかけるも、動けない足で彼に追いつくことは当然できず、
案の定階段から転げ落ちるナナリー。
その音に一瞬だけ振り向いた「兄」の顔は、どこまでも冷たい「悪逆皇帝」の姿で

ナナリー「お兄様は悪魔です!
卑劣で…卑怯で…なんて…なんて酷い…!」
と、まさに彼の望んだ通りの言葉を吐くナナリー。
それを確認して今度こそ完全に背を向け、最後の仕上げへと向かうルルーシュ。
てかこのシーン見るたびになんかもう泣きそうになるんですが。
自分が望んだこととはいえ、最愛の妹にかつての扇や神楽耶にされたのと同じ視線を向けられ
否定され罵倒され、助け起こすこともできず立ち去るしかないこの状況。
状況が状況ならまさに悪のラスボスそのものなのですが、2年50話かけて散々見せ付け
られてきたルルーシュの内面を良く知る視聴者からするともう痛々しくて見てらんない。
そしてまんまと彼の誘導に乗せられて彼を否定したナナリー。
結局最後の最後で仮面を被りきれず、真意を漏らしてしまったがゆえの敗北か。
がんばったけど、やっぱりルルーシュのほうが役者が一枚も二枚も上でした、ってことかな。
ああ痛い痛い。
■カレンvsスザク最終戦
紅蓮の輻射波動のエネルギーも尽き、スザクのシールドもエナジー切れ。
圧倒的機動力を誇るエナジーウィングもすでに用を成さなくなった2体の最強同士の戦いは
つ い に 肉 弾 戦 へ
壁をよじ登るランドスピナーに、相手のと距離を一瞬でつめるスラッシュハーケン、
駆動系がきしみ、地面をけって飛び回り、そして肉薄した状態からのガチの殴り合い…
まるで1期前半最大の山場であったナリタ戦を見るような戦いっぷりとその動きの滑らかさに
思わず歓喜してしまったのは私だけではないはず。
そうそう、これがギアスのロボットバトルだよなあ!
やっぱり空飛んじゃだめなんだって!
しかしそんな視聴者歓喜の展開も長くは続かず。
ついに2人の距離がゼロとなり、紅蓮の右腕がランスのコックピットを貫くも
スザクもまた最後のスラッシュハーケンが紅蓮の武装を粉々にして機能を停止。

カレン「そんな…届かなかったの?」
やはりスザクには敵わなかったのかと絶望しかけるカレンに

スザク「いや…届いているよ…カレン…」
苦しげな声でそれに答えるスザク。
そのまま落ちようとする紅蓮を何とか動いたらしいトリスタンで回収したジノの目の前で
ランスロット・アルビオンは裏切りの騎士もろともに爆発。
え、スザクここで死亡?
■アーニャvsオレンジ決着
さて、ルルーシュvsナナリー、スザクvsカレンの対決ほどには盛り上がっていませんが、
こちらもいよいよクライマックスのアーニャvsジェレミアの最終対決。
モルドレットの大量のハドロン砲を、外殻のジークを犠牲にしてサザーランドで離脱、
そのままモルドレットに取り付いてサザーランドも自爆、
ついに彼も終わりか、と思ったら

ジェレミア「まだまだぁ!」
なんと生身で単身特攻するジェレミア。
いやお前いくら改造人間だからって上空で生身とかありえないから!
てかジークからサザーランドがでてきてさらに本体って…お前はどこのマトリョーシカだw
ジェレミア「記憶せよ! ジェレミア・ゴットバルトを!
お前に敗北をもたらした記念すべき男の名前だ」
お前に敗北をもたらした記念すべき男の名前だ」
うっはー、格好よすぎてもうどうしたらいいんだろ、これ。
そして何かもう忘れ去られた設定と化しているジェレミアのギアスキャンセラーの能力で
同じく忘れ去られた設定と化しているアーニャの記憶改竄ギアスをキャンセル。
これで、とりあえず全てに決着?
■世界皇帝ルルーシュ誕生
ナナリーからダモクレスの鍵を奪い、ギアスで支配したシュナイゼルを連れ
フレイヤの光と共に、全世界に向けて勝利を宣言するルルーシュ。

ルル「全世界に告ぐ!
私は神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである
シュナイゼルはすでに我が軍門に下った
それによりダモクレスもフレイヤもすべて私のものとなった
黒の騎士団に私と抵抗する力は残っていない
それでも抗うと言うのなら、フレイヤの力を知ることになるだけだ
我が覇道を阻む存在はもうこの世に存在しない
今このときを持って、世界は我が手に落ちた!」
うわー、何つー悪い顔だw
かつての1期第1話の誰も見ていないところでの最初の笑顔を出発点に
ゼロ時代から(仮面の内部で)培ってきた悪人面をこれでもかと衆目に晒し
まさに「悪の帝国の支配者」という口調と内容で世界を恐怖に陥れるルルーシュ。
そして――

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる…
世界は…我に従え!!」
ゼロ様バリの指先まで計算されたポーズと共に世界征服宣言。
いやいや、いっそここまで突き抜けるむしろあっぱれという気がしますよ。
思えば最初に「私はゼロ!」なんて言った時など誰もがバカの狂言にしか見えないほどに
滑稽でマヌケで貧弱な存在だったのに、同じ顔でここまでの影響力を持つまでになるとは。
成長…したんだなあ…いろんな意味で(しみじみ)。
■悪逆世界皇帝ルルーシュ
そしてそれから2ヵ月後。
フレイヤとダモクレス、ブリタニアに合集国すべての武力を手に入れたルルーシュ。
ナレーター「ブリタニア帝国第99代皇帝にして
黒の騎士団CEO、
超合衆国第2代最高評議会議長であらせられる…」
黒の騎士団CEO、
超合衆国第2代最高評議会議長であらせられる…」
って、相変わらず何でも一人でやる男だな!
まあそれも計画のうちだから当然なのですが、何故か妙に笑ってしまうのは
おそらく悪逆らしいことをしつつも真面目に仕事してたんじゃないかなーと思うからかw
しかしそんな彼を見る一般人の反応は、当然ながら呆れと嫌悪、恐怖感に満ちていて
まさに「世界の敵」に相応しい存在になることに成功しています。
そして最期の時が迫る。
■その頃の天才科学者たち
ところで、紆余曲折を繰り返して結局合流することとなった天才科学者たち。
ロイドにセシル、ニーナにラクシャータと、ギアス世界屈指の技術者の集合に
ちょっとwktkしつつも、やっぱり現在は囚われの身。
セシル「成功と失敗を繰り返しても前に進む、科学と同じです」
ロイド「それが進化」
ラクシャータ「進歩でしょ? プリン伯爵」
ロイド「その呼び方…まぁだ恨んでんの?」
ラクシャータ「さあね…」
ニーナ「ロイド先生とラクシャータさんって、昔何かあったんですか?」
セシル「些細なことよ、あとから考えてみたら何てことない
ただの出発点ってだけ」
ロイド「それが進化」
ラクシャータ「進歩でしょ? プリン伯爵」
ロイド「その呼び方…まぁだ恨んでんの?」
ラクシャータ「さあね…」
ニーナ「ロイド先生とラクシャータさんって、昔何かあったんですか?」
セシル「些細なことよ、あとから考えてみたら何てことない
ただの出発点ってだけ」
真相を知っている彼らと知らないはずのラクシャータの会話なのに
何故かかみ合っている4人の会話が何故か嬉しい。
結局、最初から最後までぶれなかった彼ら技術者たちの存在があったからこそ
主人公サイドが思いっきり戦えたってのはあるかもしれませんね。
それにしても彼らの決別の原因って一体なんだったんだろう
まさか冷蔵庫のプリンをロイドが勝手に食べたせいで喧嘩とか…?
全くありえないといえないところが恐ろしい。
■ゼロ復活
そして行われる騎士団幹部、および合集国幹部の公開処刑。
拘束服を着せられ街中を引き回される騎士団や合集国幹部と共に衆目に晒されるのは
同じく先の戦いでルルーシュに逆らった筆頭人物であるシュナイゼル殿下とナナリー。
しかしどうでもいいことですが

なんて格好ですかシュナイゼル殿下
かつてはラスボスと言われた男がよりにもよって最終話でこんな姿を晒すとは…
ある意味クロヴィスやユフィよりも気の毒な存在だったかもしれないなぁ。
何かもう、いろんな意味で泣けてくるよヽ(`Д´)ノウワァァン!!
そして
足の動かない彼女に意味のない足枷をつけ、かつて着せたこともない赤いドレスを
無造作に着せ、ぼさぼさになった髪を散らすしかない彼女の姿は哀れそのもの。
そんな、まさに「権力の絶頂」を体現するルルーシュ皇帝の姿をただ見ているだけしか
できないリヴァルとミレイ、そしてコーネリアたち。
しかし、突如観衆からざわめきが起こり、視線を向けたその先には――

ゼロ様キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
もちろん中身は予想通りのあのお方。
さあ、いよいよゼロレクイエムのスタートです。
■その頃のCC
同時刻、彼らとは全く離れた場所でひとり祈りを捧げるCC。
彼女の心に浮かぶのは、ルルーシュへの思いか、果たされない契約への悲しみか。
いずれにせよ、もう彼女が彼らと出会うことはないという予感がします。
■ゼロレクイエム
そんな「ゼロ」の存在を目の当たりにし、ようやくルルーシュの真の目的に気付くカレン。
しかしもちろん彼女のそんな驚愕など関係なく、「ルルーシュの敵」を排除しようとする
ブリタニア兵の弾丸を

まるで●キブリのようにかわす「ゼロ」
あはははははwwwwどう見てもあの「ゼロ」じゃねえwww
そしてそのままサザーランドを生身で飛び越え、何もかもわかったうえで道を譲る
ジェレミアを足場にさらに跳躍、一瞬だけナナリーに見えるように着地したあとは
一直線にルルーシュに向かって飛び上がるスザ…いや「ゼロ」。
とっさに抵抗するルルーシュの銃を「ルルーシュの剣」で弾き飛ばし、
そのまま彼の胸元に剣を向け――
■ゼロレクイエムの全貌
そして場面は急にスザクとルルーシュの回想シーンへ。
彼らの目的である「ゼロレクイエム」とは、多くの視聴者が予想したように
世界の憎しみを集めたルルーシュを、世界の希望を集めた「ゼロ」が暗殺するという
まさに自作自演もいいところのシナリオでした。
ルルーシュ「これで世界は軍事力ではなく
話し合いという一つのテーブルに付くことができる」
話し合いという一つのテーブルに付くことができる」
話し合い…うーん…まあ…そう…かな? そう…かもね?
とりあえず世界で好き勝手やった男が最後はたった一人のテロリストに
やられるなんて事が起これば確かにそうそう成り代わりたいと思う人間が
出るとは思えないし、少なくとも「ゼロ」がいる限りは平和が保たれる…ような気がする。
かつて第2次大戦で原爆を使って世界に厭戦感情を十分に煽った上で
連合軍が枢軸国を完全な悪者とすることで世界の目をそらし、核抑止力による「冷戦」で
緊張状態ではありながら一時的にも「戦争」をとめることができたように。
彼らもまたフレイヤという恐怖の兵器を持つルルーシュを「悪」として葬り去ることで
厭戦感情とともに世界の願いの統一を図る…という狙いなのでしょう。
恒久的とはおよそいえないけれど、まあ痛い教訓にはなるかもね、彼の存在は。
■ギアスとは「願い」
そしてようやく視聴者へ向けて語られる「悪逆皇帝ルルーシュ」の真の願い。
スザク「Cの世界で僕らは知った…人々が明日を望んでいることを」
ルル「なあスザク…願いとはギアスに似ていないか?
自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める
スザク「願い…か…」
ルル「俺は人々の『願い』という名のギアスにかかる
世界の明日のために」
ルル「なあスザク…願いとはギアスに似ていないか?
自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める
スザク「願い…か…」
ルル「俺は人々の『願い』という名のギアスにかかる
世界の明日のために」
「兄」として「ゼロ」として、そして「皇帝」として、最後まで仮面を被り続けるしかなかった
ルルーシュが唯一素顔で語れる相手に語った言葉は確かに本音なのだろうけど。
誰よりも明日を望む彼らに明日がないのは本当に哀しい。
■ルルーシュ死亡
そして舞台は現在へ。
カレンに続き神楽耶にシンクーもルルーシュの思いに気付き、それを止めようとするも
当然拘束されたままの状況になすすべもなく、ただ叫ぶだけしかできない彼ら。
逆にその光景を遠目で見ていたコーネリアは、むしろ彼の真意を知った上で
それに乗るために現場へ急行。
ルル「討っていいのは、討たれる覚悟のある奴だけだ」
第一話で宣言した、ルルーシュのすべての行動原理であったその言葉が
回想のワンシーンとリンクして――

胸のど真ん中を貫かれるルルーシュ
剣に血がついていないのは夕方5時に配慮した結果なのかもしれませんが
服が血まみれな時点ですでに意味がないよTBS!
と、それはともかく。
親友であり共犯者ともなった男を自らの手で刺し殺した事実に
仮面のなかで大粒の涙を流しながらルルーシュの名を呼ぶスザク。
ルル「これは…お前にとっても罰だ…
お前は…正義の味方として仮面を被り続ける…
枢木スザクとして生きることは…もう…ない…
人並みの幸せも…すべて世界に捧げてもらう…
永遠に…」
お前は…正義の味方として仮面を被り続ける…
枢木スザクとして生きることは…もう…ない…
人並みの幸せも…すべて世界に捧げてもらう…
永遠に…」
かつてのスザクが望んだ「罰」という名の願いを与えるルルーシュ。
ああ、これである意味ルルーシュは最後の最後でスザクの心も救ったんだな。
スザク「そのギアス…確かに受け取った!」
その言葉を受け、彼から剣を引き抜くスザク…いや「ゼロ」。
抜かれる勢いに足をふらつかせながらも彼が最期に向かうのは最愛の妹・ナナリー。
スロープを無様に転げ落ちていく彼の血の跡がブリタニアの国旗の赤の横線と交わって
まるで彼自身が十字架にかけられているように見える演出には鳥肌がたちました。
いや、すごいよホント。
■ゼロレクイエム終了
そんな兄の突然の状況に、涙を流すこともできずただ驚愕するだけのナナリー。
死相をあらわにしながらもなお彼女の顔を見て笑顔を浮かべる兄の姿に
思わず彼女がその手を取ったその瞬間、
ナナリー「そんな…お兄様は…いままで…」
どういう原理かは不明ですがルルーシュとスザクの真意を幻視するナナリー。
その内容はもちろん自分がダモクレスでやろうとしたことをより完璧に再現したもので、
ダモクレスから今までずっと彼の「嘘」に騙されてきた事に気付き

ナナリー「お兄様…愛しています!」
ようやく彼女の口から直接告げられた「愛してる」のメッセージ。
その言葉にルルーシュはどこか安心したような顔をして薄くうなずいたような仕草を見せ
ルルーシュ「ああ…俺は…世界を…壊し…世界を…つくる…」
フラッシュバックするさまざまな思い出と共に消え去っていくルルーシュの意識。
そして完全に彼の目が閉じたとき、いままで抑えてきた感情が爆発し
絶叫してルルーシュの血まみれの胸にすがりつくナナリー。
しかしそれをあざ笑うかのように壇上の「ゼロ」の剣が振りかざされ、
それを合図にするようにコーネリアの一声でたちまち起きる暴動と
民衆「ゼロ! ゼロ! ゼロ! ゼロ!」
鳴り止まないゼロコール。
その状況にようやく遅れて気付いた藤堂が何かを言おうとするところを
「あれはゼロです!」と彼の真意を今度こそ正確に汲み取ったカレンがさえぎる。
そしてルルーシュの死をもって「英雄ゼロ」による圧政からの解放が宣言され、
ゼロレクイエム、見事完遂。
■ナナリーへの報い
そんな中、最期までルルーシュを信じることができなかったナナリーの後悔の慟哭が
響くも、鳴り響くゼロコールでかき消される…というのはかつてのユフィのオマージュか。

ナナリー「ずるいです…私は…お兄様だけで良かったのに…
お兄様がいない明日なんて…そんなの…」
フレイヤを使い、ルルーシュとは別の形で「悪」となろうとした彼女への報いは
「最愛の兄を目の前で失」い、「彼女が否定したゼロが英雄に」という彼女にとって
まさに最悪の形で返ってくることとなりました。
最後まで仮面を被り、全てに否定された世界のノイズとして目的を遂げたルルーシュと
これから死ぬまでの長い間ずっと仮面を被り続けなければならないスザク、
そして兄のいない世界を兄が望んだとおりの世界にするため生きなければならないナナリー。
一番不幸なのは誰かなんてもうよく分からないけど、今はもうどうでもいい。
どうでもいいんだけど……ああもうなんでこんなに視界が歪むかなぁ!
■後日談
そしてそのままHitomiの「Continued Story」の曲に乗せて彼らのその後をダイジェスト。
カレンの言葉で語られる「ゼロレクイエム後」の世界とは、
ねえルルーシュ…アレから世界はずいぶんとマシになったわ
戦争に向いていたエネルギーは、今飢餓や貧困に振り撒けられている
いろんな憎しみや悪事は…ほとんど貴方一人に押し付けられて
結局システムより名前のある一人の方がわかりやすかったってことかしら
調子のいい話よね、でもだからこそ、
皆は過去に囚われず先に進めるのかもしれない
計算どおりだって貴方は笑うのかしら
もちろん、いろんな問題は残ってるけど、それでも…
戦争に向いていたエネルギーは、今飢餓や貧困に振り撒けられている
いろんな憎しみや悪事は…ほとんど貴方一人に押し付けられて
結局システムより名前のある一人の方がわかりやすかったってことかしら
調子のいい話よね、でもだからこそ、
皆は過去に囚われず先に進めるのかもしれない
計算どおりだって貴方は笑うのかしら
もちろん、いろんな問題は残ってるけど、それでも…
まあそんなものだよね、というか思ったよりマシな世界でよかったね、と。
カレンはまたアッシュフォード学園に復学したらしい。
コルクボードにルルーシュやスザクの映っている写真を貼り
寂しげながらも笑顔を浮かべられる位にはもう吹っ切ったというところか。
ゼロとシュナイゼルを伴って降りてくるナナリー皇帝(それとも大統領?)と
歴史的対面をかわすらしい日本国首相扇(これが一番納得いかない)、
それをTV画面で見つめる臨月間近のヴィレッタと
何かバーのマスターとかやっている玉城にスーツ姿の南、
そして――

オレンジ畑を育てるジェレミアとアーニャ
ちょwwwまてwwww何がどうしてそうなったwwww
そして太陽に吸い込まれるように消滅していくダモクレス。
これでとりあえず地上に存在するフレイヤは一応なくなったわけだけれども
技術が一度確立した限りはまたいつかはフレイヤを作って支配を図る国が現れるでしょうね。
まあそしたらまた「ゼロ」が立ちふさがることになるのでしょうけど。
■そして最後に
どこか日本ではなさそうな場所で、牧草を運ぶ荷馬車の上に寝転がるCC。
そういえば彼女のコード移譲問題は一体どうしたんだ、と思ったら

CC「王の力は人を孤独にする
ふっ…少しだけ違っていたか…なあ、ルルーシュ」
えっ、まさか…と思ったらやっぱりそこにはただの折鶴があるだけで。
結局彼女のコードの呪いはそのままにまた永い永い旅を続けるつもりらしいCC。
彼女がまた誰かにギアスを与えるのか、それは誰にもわからない。
■ありがとギアス
そして毎回ラストを飾っていた「また見てギアス」の最後は

CCでありがとギアスでした
うーん、ラストは全員集合で終わるかと期待してたんですがちょっと残念。
でもエンディングのテロップを見たところどうやらスザク役の桜井さんが原画に参加したらしく
おそらくこの絵は彼のものではないかと言われているので、ある意味記念としていいのかも。
そしてこの絵が終わったあともまだ続きがあるのではないかと食い入るように画面を
見つめ続けたのは私だけではないと思いたい。
そんな視聴者の気持ちを図ったかのように流れてきたのはもちろんギアスではなく
10月5日、午後5時より武力介入開始。
「その再生を、破壊する。」
「その再生を、破壊する。」
後番組、「ガンダムOO」の告知CMでした。
「再生を破壊する」の言葉に「今創造したばかりなのに」と思わずツッコミ。
なにこれ、スタッフの皮肉?
- - - - - - - - - - - - - -
さて、今週の…というかギアス感想はとりあえず今回で終了です。
気が向いたらイラストとかSEネタとかで書くかもしれないけど、とりあえず一旦終了ということで。
■ルルーシュの功罪
父親への反発から始まり、小さなエリア内での反逆から世界規模の反逆を起こし
そして最後は世界そのものに反逆したというなんとも反逆だらけの男でした。
まあ何だかんだいってブリタニアの一国支配で世界が安定されかけていたなかで
それをぶっ壊して世界を戦争と混乱の渦に巻き込み、肝心の母親は実はグルで
目的であった妹には否定され、初恋の人を殺し親友に売られ、仲間に裏切られ、と
まさに彼は世界のノイズにして邪魔者、全てに弾き飛ばされた存在だったと言えるでしょう。
しかしそれがなければシャルルの「ラグナレクの接続」による人類補完計画が完遂されるか
あるいはシュナイゼルによる「ダモクレスの剣」が人々を支配することになったわけで
誰も知らないけれど、確かに彼は世界を2度救ったんだから意味はちゃんとあったと言えます。
世界を混乱させた責任は最後の「ゼロレクイエム」で自らの命を持ってとったしね。
それにしても改めて思うのは、本当に彼は「愛は与えるもの」を貫いたのだなあ、と。
結局ルルーシュは最初から最期まで自分が愛した相手に見返りを一切求めなかった。
8年間世話をしたナナリーにも、一テロリストから育て上げたうえ裏切った黒の騎士団にも。
そして最後に彼を殺した「世界」そのものに対しても。
まあそれだけ書くと報われないと言う感じですが、逆に彼のそういう愛に気付いた人間は
やはり見返りを求めることなくルルーシュを助け、許し、愛してあげているわけで。
(例:シャーリー、ロロ、ユフィ、スザクにCC…ってなんかほとんど故人だな)
悪逆皇帝として名を残しながらも、それでも親しかったごく一部の人間だけにでも理解された
彼の人生はやっぱりそう悪くはなかったと思いたい。
最後まで自分の信念に生き、やり遂げたルルーシュという主人公を今まで応援してきたことを
心から良かったと感じたラストシーンでした。
うん、まあいい最終回だったんじゃない?
本当はもっと「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」という感じのどんでん返しが欲しかったけど
ここまで綺麗に終わられるともう何でもいいやって感じですかねえ。
あと、ぶっちゃけスタッフは今後ルルーシュの生死については一切語らないで欲しい。
いやもちろん私は完全に死んだと思っていますが、思わせぶりにコードを持つ手で
息子にサイコクラッシャーを食らわせたシャルルの最期とかを見るに、ルルーシュがコードを
もらって不死になった可能性も全くゼロじゃないと主張するファンの気持ちは良く分かるわけで。
まあ今後公式のキャラクターのルルーシュの項目で「ゼロレクイエムにてゼロに討たれる」とか
書かれたとしてもかつてナナリーや咲世子、ギルをはっきりと「死亡」と表記しながら生かした
嘘つきな公式なんて誰も信じないわけで…ってこれもまた計算のうちだったらスゴイなスタッフw
某P3のように設定資料集とかであっさり「いや死んでるんですけど」と明言されたあげく
続編で死ぬより悲惨な目に遭っていることがわかったうえ仲間に見捨てられるとか
そんな哀しい結末はもう見たくないですから!
「ルルーシュの明日」の希望くらいは残しといて欲しいものです。
■扇JAPANの幸せ
そして今回唯一納得できないのが扇含めた黒の騎士団たちの後日談。
特に「日本国首相・扇要」なんてもう一番見たくなかった未来を見せ付けてくれますな。
とはいえ、これがルルーシュが作りたかった未来でもあるわけで
結局彼らを殺さなかったのはそういう意図もあったんだろうなーと思うと…
ああでもやっぱりやりきれない!
ディートが生きてたら扇の裏切りを暴露してくれるのに!…ってだから彼は殺されたのか…?
■いい最終回でした
さっきも書きましたが、まあ全体として綺麗に終わってよかったです。
ゼロレクイエムが失敗して、でもなんか全部上手く行ってアッハッハみたいなトンデモ展開も
ありかと予想してましたが、結局視聴者の予想をど真ん中に突き抜けてハッピーエンド。
いや…主人公の死を持って完成させるトゥルーエンドですかね。
前半はぐだぐだ、後半はキツキツの超展開だらけ、結局コードの謎もCCのその後も
放り出した感がありますが「ルルーシュの物語」なんだからこれはこれでいいかと。
いままでで一番楽しめたので今度は同じ谷口監督のアニメ「ガン×ソード」でも見ようかな。
谷口監督、およびスタッフの皆さま、2年間楽しい時間をありがとうございました。
正直あまりにもはまりすぎたせいか、ちょっとまだ興奮状態と虚脱状態が抜けません。
こうして思いのたけを感想に書くことで少しスッキリさせている感じ。
しかしもうこんな長文感想を書くこともないんだろうなあ…
毎回放送終了後から2chで補完しつつ書き溜めて5時間、さらに手直しで3時間と
思えば日曜夜から月曜いっぱいの時間をほぼギアスに占領されていたここ数ヶ月。
これだけ心を占めたものがなくなった穴を一体何で埋めたらいいのか、
とりあえず「ペルソナ4」あたりをプレイしながら埋めていこうかと思っています(あるのかよ)。
それでは。
2008-09-29 14:09
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>日本国首相・扇要
スタッフの皮肉なのか偶然なのか分からないけど、調子のいい話ってところで扇が握手してたのは笑った。
by NO NAME (2008-09-29 18:05)
>調子のいい話
見返してみたら確かにww
てか扇がいいトコ総取りなのはたぶんスタッフもわかってそうだし
わざとじゃないかって気もしますね。
by 常磐 (2008-09-29 18:42)
こんばんは、初めまして^^
ギアス好きがネットを徘徊してこちらに辿り着いたのですが
以下の文章が非常に気になったので質問を・・・!
>某P3のように設定資料集とかであっさり「いや死んでるんですけど」と明言されたあげく
続編で死ぬより悲惨な目に遭っていることがわかったうえ仲間に見捨てられるとか
そんな哀しい結末はもう見たくないですから!
これはペルソナ3の事でしょうか?
もしかしてもしかすると、キタローの事??
実はワタクシ、まだFESは終えておらず・・・然し、ネット上でネタバレなどを見てしまったことがありまして、後日談でキタローがひどい扱いをされていて、プレイすると鬱になる、ということだけ知りまして・・・。
プレイ前に知ってしまうのはよくないなーとは思うのですが
中途半端に知ってしまってるので、気になって仕方がないです・・・ww
よかったら簡単に、一言でいいので教えてください!というか詳細を教えてもらっちゃうのは未プレイの身としてはもったいなくてww
P3の設定資料集もってるのでチョト確かめてみたいと思います・・・!
by NO NAME (2009-11-07 01:05)
NO NAME 様
>これはペルソナ3の事でしょうか?
>もしかしてもしかすると、キタローの事??
そうです、てか後日談のほぼネタバレですごめんなさい。
もう発売から1年以上たってるからいいかと思って書いたのですが、
よく考えなくても別ジャンルでネタバレってまずいですよね、すみません。
(特に今P3Pで新規の方もいらっしゃるんだろうし)
上記の感想は後日談のEDを「ものすごく悪意を持って解釈した」場合のもので
プレイした人が必ずしもこういう意見になるとは限りませんとだけ書いておきます。
本当に申し訳ありませんでした。
by 常磐 (2009-11-10 08:04)